2026-11-08
団子鼻の矯正、鼻筋から鼻先まで変わる小鼻縮小術の術前術後の様子
団子鼻の矯正では、鼻筋・鼻先・鼻翼・鼻柱を別々ではなく全体で捉えることが大切です。切開小鼻縮小術と鼻翼挙上を組み合わせ、調和の取れた形を目指した症例をご紹介します。


こんにちは。コウォン形成外科のキム・ヒョンテク院長です。
今回ご紹介するケースは、鼻筋が低いため顔の中で鼻が占める存在感が不足しており、鼻先が横に広がって見える団子鼻の特徴がはっきりしていた場合です。さらに鼻翼が下方に下がっており、鼻柱も短く低めだったため、相対的に鼻翼がより強調されて見えていました。
このような構造では、鼻筋だけを高くしたり鼻先だけを整えたりする方法では、全体的な改善が十分でない場合があります。
私が手術を行う際も、鼻先・鼻翼・鼻柱の位置と形をそれぞれ別々に見るのではなく、互いにどのような影響を与え合っているかを一緒に確認しながら、鼻の下側のバランスを整えることを重視しています。
まず鼻筋は、顔全体のバランスを考慮して適切な高さに仕上げ、鼻が顔の中心を支えられるようにしました。鼻先は、鼻尖軟骨の再配置、鼻尖軟骨の結紮、鼻尖軟部組織の除去を並行して行い、横に広がっていた部分を整えて、よりシャープで洗練された形になるよう仕上げました。
さらに鼻尖軟骨の間に支柱を追加し、鼻先の構造的な強度を補強しました。手術後に鼻先が再び横に広がるのを抑え、作り上げた形が安定して保たれるよう支持力を確保する過程です。
鼻柱についても、短く平たく見えていた部分だけを個別に矯正するのではなく、支持構造を補強しながら鼻先と鼻翼の位置関係を一緒に調整しました。このように周囲の構造とのバランスを取ることで、鼻先だけが過度に強調されず、自然な形に仕上げることができます。

鼻の横顔の術前・術後写真。術後は横たわった状態で撮影され、鼻孔周辺に赤い跡が見える。
特に下方に下がっていた鼻翼は、鼻柱との関係を考慮して一緒に矯正しました。鼻翼挙上により垂れ下がって見える部分を整え、鼻先と鼻翼が作る比率を揃えたところ、全体的に鼻が重たく見えていた印象もさらに和らげることができました。
横に広がっていた小鼻には切開小鼻縮小術を適用し、左右の幅を均等に縮小しました。皮膚と軟部組織を直接切除する方法のため、小鼻の左右の幅をより明確に狭めるのに役立つという特徴があります。この変化は小鼻全体の形を見るうえで重要な点であり、小鼻縮小術の術前術後を比較する際には、幅の変化だけでなく鼻先との比率も合わせて確認することが大切です。
ただし切開を伴う方法であるため、手術直後は切開部位の傷跡やむくみを丁寧に確認する必要があります。皮膚の特性や回復の速度には個人差があるため、一定の期間を決めるよりも、経過を十分に確認しながら管理することが大切です。
結果として、低く横に広がって見えていた鼻の存在感が引き立ち、鼻先・鼻翼・鼻柱の位置と比率もより調和のとれた形に整いました。小鼻縮小術の術前術後をご説明する際も、単に小鼻の大きさを比べるのではなく、鼻全体のバランスがどのように変わったかを合わせて確認しています。今回のケースも全体の構造を調和させることで、よりくっきりとして整った印象につなげることができました。
[その他の参考症例]
低い鼻筋、横に広がって見える鼻先、開いた小鼻が同時に見られた男性の団子鼻の症例です。特に眉間から鼻筋が低く、皮膚が厚めだったため、正面から見ると鼻がより幅広く、もっさりとして見える特徴がありました。

男性の鼻を正面から撮った術前・術後の比較写真。目と口にはモザイク処理。
手術では、シリコンを用いて鼻筋に高さを与え、鼻中隔軟骨と耳介軟骨を活用して鼻先の長さと支持力を補強しました。あわせて鼻中隔下制筋の除去と、鼻背の軽いハンプ(こぶ)の矯正を行い、鼻尖軟骨の結紮と非切開小鼻縮小術を並行して、横に広がっていた鼻先と小鼻を整えました。

同じ鼻を下から撮った術前・術後の比較写真。鼻孔と小鼻の形が確認でき、目と口はモザイク処理。
手術後は、下から見た際に開いて見えていた鼻先がすっきりと立ち上がり、正面からも幅広く広がって見えていた鼻の輪郭が整いました。よりくっきりとしてバランスの取れた印象へと変化した、小鼻縮小術の術前術後の様子を確認できました。特に皮膚が厚く短い団子鼻の場合は、鼻先を十分な長さと強度で支えることが重要な症例でした。
[まとめ]
団子鼻は、単に鼻先や小鼻の大きさを減らすだけで理想の形になるわけではありません。鼻筋の高さから鼻先の長さと支持力、鼻柱と鼻翼の位置まで、全体の構造を一緒に確認することが大切です。
特に小鼻が広く見えるからといって、やみくもに多く縮小するのではなく、鼻先や鼻筋の変化まで考慮して全体の比率を整える必要があります。実際に小鼻縮小術の術前術後を比べる際も、小鼻の幅がどれだけ減ったかだけを見るのではなく、鼻全体がどれほど調和よく整ったかを合わせて確認するのがよいでしょう。

私は、カウンセリングから手術まで、一人ひとりの鼻の構造と皮膚の特性を細かく確認し、必要な手術を組み合わせて、過剰にはならず、かつ明確な変化を生み出すことを大切にしています。コウォン形成外科でも、この原則に基づき、一つの方法だけを当てはめるのではなく、個々の構造に合わせた手術計画を立てています。
結局のところ大切なのは、同じ団子鼻の悩みを抱えていても、誰にでも同じ方法を当てはめないことだと考えています。鼻の構造と比率を正確に把握し、それに合った方向性を見つけることが、満足のいく結果につながる鍵です。コウォン形成外科は今後も、自然な調和と安定した構造の両方を考慮した手術を続けてまいります。
その他の手術日誌

よくあるご質問
団子鼻は小鼻を縮小するだけで解決しますか?
いいえ、小鼻の大きさを減らすだけでは理想の形にはなりません。鼻筋の高さ、鼻先の長さと支持力、鼻柱と鼻翼の位置まで含めて、全体の構造を一緒に確認することが大切だとご説明しています。
団子鼻の矯正では鼻先をどのように扱うのですか?
鼻先は、鼻尖軟骨の再配置、鼻尖軟骨の結紮、鼻尖軟部組織の除去を並行して行い、横に広がっていた部分を整えました。また、鼻尖軟骨の間に支柱を追加して、術後に鼻先が再び広がるのを抑え、形が安定して保たれるよう支持力を確保したと説明しています。
切開小鼻縮小術はどのような方法ですか?
切開小鼻縮小術は、皮膚と軟部組織を直接切除し、小鼻の左右の幅をより明確に狭める方法です。ただし切開を伴うため、手術直後は切開部位の傷跡やむくみを丁寧に確認する必要があるとご説明しています。
切開小鼻縮小術の後、回復期間はどのくらいかかりますか?
一定の回復期間を決めるよりも、個人差があるとご説明しています。皮膚の特性や回復の速度は人によって異なるため、期間を決めつけるのではなく、経過を十分に確認しながら管理することが大切です。
小鼻縮小術の術前術後では何を比較すべきですか?
小鼻の幅の変化だけでなく、鼻先との比率も合わせて確認することが大切だとご説明しています。小鼻の大きさだけを単純に比べるのではなく、鼻全体のバランスがどのように変わったかを見ることをおすすめします。
垂れ下がった鼻翼も一緒に矯正できますか?
はい、今回の症例では鼻翼挙上により垂れ下がって見える鼻翼も一緒に整えました。鼻翼は鼻柱との関係を考慮し、鼻先との比率を揃える方向で対応しており、具体的な方法は個人の構造によって異なるとご説明しています。